2016年12月11日日曜日

コカリナ黒坂黒太郎20周年コンサートin水戸

12月9日、「響け 愛のコカリナ 黒坂黒太郎20周年コンサートin水戸」が行なわれました。
主催は「水戸コカリナの会ぐるんぱ」
私は、司会を務めさせていただきました。







































このコンサートは、私の義母が中心となってすすめておりました。
とても楽しみにしていましたが、10月の末に他界いたしました・・・。

母亡き後、たくさんの方にお力をお借りして、この日を迎えることができました。

コンサートの中で、黒坂黒太郎さんが母との思い出を話してくださり、
母のために1曲演奏してくださいました。
そして、矢口周美さんが歌ったくださった歌は、母が大好きな曲でした。
聴いているうちに、たくさんの思い出と母の笑顔が思い出され、涙が溢れました。
嫁である私を本当の娘のように、可愛がってくれた母・・・。
どんなにこの日を迎えたかったことでしょう・・・。

母は、コカリナの美しい音色だけに魅かれたわけではありません。
「復活と平和の笛」と言われているコカリナが、人と人をつないでくれていたからです。
黒坂さんには、東日本大震災後、被災地支援を行っております。
私は、2012年の チャリティコンサート「つむぐコンサート」で共演させていただきました。
その後、岡倉天心が設計した五浦六角堂を再建するときに使った木でコカリナをつくり、
「天心に捧ぐコンサート」でも共演させていただきました。







































また、昨年の茨城県常総市の水害被災者支援のために、コカリナを製作し、小学生児童たちに贈っています。
これらの功績に対し、茨城県橋本知事から感謝状が贈呈されました。

母も、喜んでくれていることでしょう。
みなさま、本当にありがとうございました。


*茨城新聞 2016年12月10日