2011年12月31日土曜日

方丈記 冒頭

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。」

冒頭の数行で表されている世界観。
誰しも眺めたことのある河の流れから、この世の無常を説いています。


今年10月に京都で行なわれた第3回古典の日記念朗読コンテストで特別賞・宇治市長賞をいただいた時の課題のひとつがこの「方丈記」でした。

3.11の震災の経験は、方丈記を朗読する私に、大きな影響を与えました。


▼【朗読】 「方丈記」より 冒頭