七夕の夜は残念なお天気でしたが、みなさまいかがお過ごしでしたか?
再び引き離されてしまった織姫と牽牛は、きっと「いつかまた必ず一緒になろう」と強く思っていることでしょう。
ちょうどそのような思いを詠った和歌が百人一首にあります。
百人一首 七十七番
▼【朗読】「 瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢わむとぞ思ふ 」崇徳院
自分の運命を急流に例えて・・・
川瀬の流れが速いので、岩にせき止められた滝の水は二手に分かれるが、やがて一つになる。今は引き離されている私たちも、いつか再び必ず逢って一緒になろう。