2019年8月10日土曜日

広島へ

8月4日〜6日、広島へ。
茨城県生協連さんの「ピースアクションinヒロシマ」のスタディツアーに息子と参加させていただきました。
1日目は、被爆者のお話と、被爆体験朗読ボランティアの原爆し朗読を聞きました。その後、碑めぐりガイドによる説明を受け、「碑」に込められた「思い」を学びました。
2日目。子どもたちは子どものみの平和会議に参加しました。全国から集まった子どもたちと平和について考える会議です。私たち大人は、被爆体験伝承者のお話を聞きました。被爆体験の話や、被爆の実相のお話は、とても伝わってきました。伝承者の思いが、まっすぐに心に響きました。
午後は、「虹のひろば」に参加しました。広島の小学生〜高校生が平和をテーマにした歌や合奏、絵やダンス、映像での発表など、素晴らしかったです。そのほか、出店ブースも見学しました。
最後は、全国から参加した子どもたちが参加した平和会議で話し合って決めたアピール文を読み上げました。立派なもんです。
夕方合流した息子の顔は、ちょっと自信に満ちていました。
その後、平和公園へ行くと、翌日の祈念式の準備に追われているところでした。碑の前で、手を合わせると、セミの鳴き声しか耳に入ってきません。何度も74年前に時が戻ったような感覚になりました。こうして手を合わせているご遺族がたくさんいらっしゃいます。話しかけてきてくださった方は、ご両親が被爆したとおっしゃっていました。
広島平和記念資料館には閉館ギリギリまでいました。この惨劇に中に自分がいたら、家族がいたら…子どもがいたら… 。
目を背けず、向き合っていかなければならないことです。その機会を持たなくては! 
3日目は、平和祈念式に参加しました。茨城県被爆者協議会 副会長兼事務局長でもあり、私が継承させていただいている「茂木貞夫物語」の主人公 茂木貞夫さんにも会えました。

私が伝えていかなければならないこと、見えてきました。