現在、茨城県庁で行われております「ヒロシマ・ナガサキ原爆展」会期中の8月4日から6日までの3日間、戦争の紙芝居3部作を、毎日オリーブのメンバーがそれぞれチームを組んで上演いたしました。
主催は茨城県疾病対策課・茨城県被爆者協議会です。今年は3密を避けなければならなかったので、広報も積極的にできなかったのですが、そのような中、足を運んでくださった方には感謝いたしております。中には3日間連続で聴きに来てくださった方もいらっしゃいました。
昨日上演したのは、「茂木貞夫物語」。広島で被爆した茂木少年の実話です。
まもなく上演という時に、紙芝居のモデルになった茂木貞夫さんにご挨拶に行くと、
「75年前の今頃はゴザの上に、横たわって唸っていたな…」と潤んだ目で遠くを眺めるようにおっしゃいました。
ここに展示されている原爆投下後の様子は現実に起きたことです。
友達と登校中に被爆し、友を亡くした茂木さんは、「わたしは、戦争を語り継ぐために生かされているんだろうから、できる限り語るよ」とおっしゃいます。
そうであるならば、私たち、伝え聞いたものは、次の人に伝える責任があるのではないか・・・オリーブの皆は、そう思って活動しています。
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