先日、馬頭琴奏者の嵯峨治彦さんと、茨城保育実践交流連絡会に所属する県内8園の年長児さん対象のコンサートに出演させていただきました。今年で3年目になります。
毎回、こちらの園児さん達の反応に幸せをいただいています。
「スーホの白い馬」が大好きな園児さん達、馬頭琴の音色を聞くのは初めての子ばかりです。赤羽末吉さんの絵を大きなスクリーンに映し出し(赤羽茂乃さん、福音館書店さんありがとうございます)、馬頭琴の音色とともに朗読を聴くと…
中間部の緊迫した部分は身体も固まっていたのでしょう、動いていないのがステージにいる私からもわかりました。
しかし、終わってからも、ずっと動かない…。
スーホの悲しみや悔しさを思い、涙を流している子をみて涙する先生の姿がありました。
でも、そのまま終わりにはしません❣️
モンゴルの草原をみんなに感じてもらってから、お別れしました😊
その日、ある子はお迎えに来たお母さんにコンサートのことを細かく話してくれたそうです。白馬が死んでしまった場面をお子さんの口から聞いただけで、そのお母さんは涙が出たそうです。お子さんが感じたことを情感溢れる言葉で伝えてくれたからでしょうね。
8園の園長先生はじめ先生方は、子どもたちに本物に接する体験をさせてあげたいと常々おっしゃっています。その園に、朗読と馬頭琴のコンサートで呼んでいただけることに心から感謝しております🍀
また、今日もひとつ✨園長先生からエピソードをご報告いただきました。外出先で、そのメールを読んだ私は感動して涙が溢れてきて、困りました😭
詳細は私の心の中に留めておきますが、ひとついえることは、こどもたちは、よーく話を聞いていてくれて、しっかりと心に留めている、ということです。
朗読を通して、作品の世界を共有できること、同じ時間を共有できることを、心から幸せに思います。