2013年11月18日月曜日

笠間公演 終了しました☆


11月16日は、茨城県笠間市で「芸術のまち 笠間 秋のサロンコンサート」に出演させていただきました。
朗読とファゴットのコラボ「蜘蛛の糸」でご一緒していただいている蛯澤亮さん、そしてピアニストの川島立子さんとのプログラムでした。

「常陸国風土記」には、茨城の地名に関することが記されていますが、
笠間市の中の地名にも、数多くの民話が残っているのです。
読めば読むほど面白い内容です。
今回はこれらの民話に音楽を合わせてみました。
お二人の奏でる音楽の力で、「むかし むかし」の風景が浮かんできます。
最初は、せっかくの音楽に朗読を合わせることで、邪魔になってはいけない、と思いましたが、合わせてみると、面白いくらいバッチリ(笑)。
このような聴覚を刺激する、声と音の世界は、聴き手の皆様方の頭の中で映像化していただくことになります。聴き手に不安と疑問を与えない朗読が、映像化していただく上では大事だと思っています。私が朗読に魅力は感じるひとつは、そういうところかもしれません。

ただ、そうはいっても、今回はホールでしたので、照明もありましたので、「蜘蛛の糸」だけは、照明効果を入れて、目でも楽しんでいただきました。

ご来場いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。
またの機会をどうぞ、お楽しみに☆ 私も楽しみにしております(笑)。