2016年1月24日日曜日

NHK短歌大会へ

1月23日、NHKホールで「NHK短歌大会」を観てまいりました。


私にとって、毎年、楽しみにしている学びの場です。
加賀美幸子さんが朗読する短歌を聴くことはもちろんですが、
全国40800首の中から選ばれた短歌を、その当時の作者の心境を知り、選者である歌人の先生方の選評を聴けるのは、朗読をする立場からすると大変勉強になるのです。



三十一文字の世界は、
作者の気持ちもその時の情景も、詰まっています。
長い文章でも伝えられないことが、三十一文字から伝わってきます。
文字だけでも伝わりますが、的確な朗読により、言葉も世界も動き出すのを感じます。

今年の題詠は「一」、「一」の持つ様々な世界を旅行した気分でした。
来年の題詠は「風」。
聞いただけでワクワクします!
来年は、出してみましょうか^^;
歌は作れなかったとしても、日々、「風」をそういう感覚で捉えていきたいと思います。
言葉を声で伝える朗読には、プラスになることです。

朗読に必要なことを、再認識して、新鮮な気持ちでNHKホールを後にしました。