12月5日、つくば市で開催された「12.8不戦のつどい」にて、
戦争の紙芝居「茂木貞夫物語」の上演させていただきました。
会場定員スレスレまでお集まりいただいた参加者の方々は、私がオリーブの紹介をする時から一言も聞き漏らすまい、と聞いてくださったと思います。
30分近い紙芝居の上演、紙芝居の主役で被爆体験者の茂木さんのお話、そして質疑応答という流れ。
質問で、真っ先に手を上げてくださった方は男性の方でした。話し始めた時、「声の大きな方なのかしら」と思いましたが、すぐにそれは違う、とわかりました。感情が込み上げてきていて、声が大きく震えてしまったのでした。詳細は控えますが、広島に関係のある方でした。でも、被爆体験者の話を聞くのは今日が初めてだったとのこと。そして、茂木さんの体験を、ご自分の近しい人に重ねたのだと思います。
終わってからは、参加者の方々が次々にオリーブの活動について尋ねてくださり、今後の上演につながるようなお話もたくさんいただきました。ありがとうございました。
実行委員の皆さま、ありがとうございました。
私たちオリーブができることは、紙芝居に描かれた体験者の話を、丁寧に伝えていくことです。