2013年3月23日土曜日

「声と音の世界」のひとコマ













自分のこんな顔、はじめてみた・・・。
(あ・・・普段からこんな顔でしたら、失礼っ)

でも、イメージでは、こんな顔で朗読していることを想像していました。
この写真は、17日「声と音の世界」での 朗読とファゴットによる「蜘蛛の糸」でのひとコマ。

カンダタが、天上から自分の上へ下りてきた蜘蛛の糸をみつけて、「しめた しめた」と笑ったところ  を朗読しているところです。

私の大好きなHIROEさんが撮影してくれました。
あらゆることに関してセンスがあるHIROEさんなら、面白い写真を撮ってくれると思っていました☆
増席したために移動することができず、撮影も大変だったと思います。
そんな中でのひとコマ。


そして見えるでしょうか・・・

ネックレスは義妹にアレンジしてもらいました。
義母に譲ってもらった銀色の糸が何本も重なっているネックレスに、
一筋の蜘蛛の糸をイメージしてチェーンをつけてもらいました。



そしてこちらの写真。










右からファゴット蛯澤亮さん、私、ピアノ小林萌里さん、
そして朗読とファゴットのための「蜘蛛の糸」を作曲してくださった加藤史崇さんです。

この「蜘蛛の糸」・・・
実は、面白く進化していくようです(^^)
乞うご期待!

2013年3月19日火曜日

「声と音の世界」ご来場ありがとうございました
















3月17日 「声と音の世界」無事終わりました。

ご来場いただきましたみなさま、応援メッセージをくださいましたみなさま
本当にありがとうございました。
写真はデータを受け取り次第、ご紹介しますね。


今回は、朗読とファゴットによる「蜘蛛の糸」をプログラムのメインにしていました。

フォゴットの蛯澤亮さんとは以前から共演させていただいておりました。
その際に聴いたファゴットの音色のある音は、私が「蜘蛛の糸」の中に欲しい音でした。
そして彼もまた、朗読の声の奥深さに興味を持ってくださり、今回の「蜘蛛の糸」の世界を表現することになったのです。
もちろん、そこには作曲家のFさんの多大なご協力があった訳ですが、そのお話は次回・・・。

私がブログにアップする前に、さっそくお客様がface bookで「声と音の世界」の感想を投稿してくださっていました。
facebookに登録していないとご覧になれないので、抜粋してご紹介しますね。
登録していらっしゃる方は、こちらからどうぞご覧くださいませ。


「声と音の世界 〜朗読と音楽の対話〜」
 【蜘蛛の糸】

そこにいるすべての人の五感が、たったひとりの“声”に集中する。

もはや声ではない。
彼女の口から発せられる波動。エネルギー。
そのバイブレーションに、あっと言う間に引き込まれる。

声の高低や大小だけでなく、間合いや息づかい、静寂・・・
それらすべてが、ひとりひとりの五感を刺激し、ひとりひとりの中で映像化されていく。

彼女が「地獄」と発すれば、たちまち恐ろしい地獄が現れる。
それは、こどもの頃に絵本でみた二次元のものとはまるで違い、立体で、ひとつひとつが妙にリアルだった。
温度や湿度、臭いまで感じることができる。
音もきこえる。
静寂の中でしか聞こえないような音。
脳に響きわたり、孤独感がつのる。

我に返って声の主を見てみると
地獄とは全くご縁のない美しい姿の友人がマイクに向かっていた。
クリスタルの声を自在にあやつり、時折顔をしかめたりゆがめたりしながら
地獄を創り出していた。
まるでマジック。
本当に素晴らしい。

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私が「朗読」によって伝えたいことを見事に書いてくださっています(^^;)

そうなんです。
声は、高低、大小だけでなく、間合い、息づかい、静寂・・・
付け加えるとすれば、どこから発声するか、どこに響かせるか。
作者はその文章をどんな声のラインで描いていたのか、などを想像して朗読しています。

蜘蛛の糸に出てくる「地獄」の、読み方はどんな「地獄」か。
それは落語にでてくる「地獄」と同じ音ではない気がしています。
蜘蛛の糸に出会ったあの頃 には出せなかった声色で「地獄」を、そして「極楽」を、
表現することができています。
そして、また数年後、色々な経験を積んだ私は、違った声色が出せているかもしれません。


名文から学ぶことは多く、朗読していて違和感がある時は、
作者が「そうじゃないよ」と教えてくれているのだと思っています。
これからも「心の声」に耳を澄ましていきたいと思います。

2013年3月14日木曜日

【梅の都 水戸から・・・☆】


強風に悩まされる日が続いていますね。

しかし、水戸 偕楽園の梅は今、満開です☆

「水戸」 「梅」 に関する詩吟と言えばコレです(^^)

         ↓

弘道館に梅花を賞す         徳川景山 作          
弘道館中千樹梅     弘道館中、千樹の梅
清香馥郁十文開     清香馥郁十分に開く
好文豈謂無威武     好文 豈に威武(いぶ)無しと謂わんや
雪裡占春天下魁     雪裡 春を占む天下の魁

訳すと・・・
弘道館の中にはおよそ千株もの梅の木がある。その梅は今満開で、清らかな香りがあたりに漂っている。
昔、晋の武帝が学問を好むと梅の花が開き、学問をやめると咲かなくなった故事から、梅を好文木と称するようになったというが、その一面、武の威力が梅にないといえようか。
あの厳しい寒中に雪を冒して独り咲き出でて、天下の春の魁をなすのは、まさにこの花である。

梅は春の魁の花。
この時期、こちらの漢詩もよく吟じられます。

 寒梅     新島襄 作

庭上一寒梅     庭上(ていじょうの)一寒梅  
笑侵風雪開     笑って、風雪を侵して開く
不争又不力     争わず、また 力(つと)めず。
自占百花魁     自ずから、百花の魁(さきがけ)を占(し)む

訳すと・・・
庭先の一本の梅の木、寒梅は、風に耐え、雪を忍び、笑っているかの様に、平然と咲いている。
別に、争って無理に一番咲きを競って努力したのでもなく、自然にあらゆる花の魁となったのである。まことに謙虚な姿で、人間もこうありたいものだ。

どちらの漢詩も好きです。
さあ、あなたは、梅の花から、何を感じますか?

2013年3月5日火曜日

声優は楽しい☆

今日は収録でした! 

声優・・・って楽しい。
担当する人のキャラクターに合わせて声をつくって、感情をいれるのは、魅力的。

朗読は台詞ではないところ、つまり情景や時代、雰囲気、そういうところを表現することが面白いのですが、客観的に表現しようとしています。

それにくらべて、役になりきっていい声優は、変身するようで楽しいです(^^)

しかし、音響さんってすごい。
機械音痴の私はいつも尊敬のまなざしで、音響さんを見ています(*^^*)

どうやら、今日のDVDは、
来年度には、全国、いえ! 世界の皆様にご覧頂ける機会がありそうです(^^)
お楽しみに〜(^-^)




地元メディアのありがたさ(^^)

和48年創刊の歴史ある茨城の情報誌「月刊みと」さんが3月号で、
私達が出演する「声と音の世界〜朗読と音楽の対話〜」(3月17日)を
別枠で取り上げてくださっていました! 
ありがとうございます。
「月刊みと」の3月号は・・・
花とまちめぐり(つくば、日立、古河)



















そして、同じく machiko3月号にも掲載していただきました!
ありがとうございました。

“歓迎会・送別会特集2013”や“春ビューティースペシャルゴッドハンドに癒されたい”など、見どころ盛り沢山です♪
さらにmachico巻頭特集は「3.11あの日から2年」!!























ありがとうございます!(*^^*)

チケットも残りわずかとなって参りました。
ご希望の方は、ご連絡くださいませ。


2013年3月1日金曜日

陸前高田に松原が・・・

こんにちは。

明日3月2日は、陸前高田に松原が蘇ります。

私が昨年末に 「天心・六角堂復興プロジェクト 天心に捧ぐコカリナ&朗読コンサート」で共演させていただきました 黒坂黒太郎さんが、
明日、陸前高田市でコカリナを演奏します。
地元の小学生と全国のコカリナ愛好者とともに、奇跡の一本松建設予定地近くで、コカリナ大合奏です。

陸前高田市の小学生1000人が奏でるコカリナは、被災した松で製作したものです。
全国のコカリナ愛好者の協力を得て、小学生全員にプレゼントされました。

詳しくはこちら黒坂氏のブログをご覧ください。

今朝、茨城からもコカリナ愛好者が陸前高田に向かい、私もお見送りしました。