2014年1月31日金曜日

昨日は小学校 ☆ 今日は幼稚園 読み聴かせ

インフルエンザが流行しています。
みなさま、大丈夫ですか?

私は、インフルエンザはもらわないぞ!
と自分の各細胞に命令をだし、なんとか日々すごしております(^^;)

昨日は、我が子の通う小学校で朝の「読み聴かせ」をさせていただきました。
担当したのは2年生。

今年度、高学年の各クラスには芥川龍之介「蜘蛛の糸」を、
低学年には、宮沢賢治「注文の多い料理店」にしています。

みんなが大好きなレストラン。
・・・でもこんなレストランに入ってしまったら、どうしよう・・・
そんな顔で聴いてくれました。

宮沢賢治さんの発想って、おもしろい! と思う作品です。



そして今日は・・・・こちらも毎月お邪魔している水戸市立五軒幼稚園へ。
今日は、大型絵本2冊と紙芝居と、絵本を1冊。
五軒幼稚園さんもブログを始めたそうです。
ブログに140歳のおばあさんの声も出せる見澤さん・・・
と書いていただいていますが、それもこれも、お子さんたちのくるくる変わる表情に引き出されている気がします。

詳しくはこちらから 水戸市立五軒幼稚園HP

2014年1月28日火曜日

かさま国際音楽アカデミー2014プレコンサートに出演します☆

水戸市のお隣、笠間市は陶芸や芸術のまちとしても有名です。

タイトルの「かさま国際音楽アカデミー2014」は、フランスの「クールシュヴェール夏期国際音楽アカデミー」の日本開催版として、2005年春より笠間市で開催してきたものです。詳しくは笠間市のHP


来月そのプレコンサートが開催され、そこへ私は朗読で出演することになりました(^^)

ありがたいことに、昨年11月のコンサートで「蜘蛛の糸」や「笠間の民話」を朗読しましたのが、大変好評だったそうで、今回もそのプログラムは入っています!
2月13日(木)18時〜ですので、ぜひお子さま連れでお越し下さいませ。
入場無料です。


2014年1月27日月曜日

師範の許し


詩吟の昇傳 審査があり、無事というか、なんとか師範のお免状をいただくことができました。
















師範の課題は

頼山陽 「母を送る路上の短歌」

東風に母を迎えて來たり

北風に母を送りて還る
來る時は芳非の路
忽ち霜雪の寒と為る
鶏を聞いては即ち足を裹み
輿に侍して足槃跚たり
兒は足の疲るるを言わず
唯母の輿の安きを計る
母に一杯を献じて兒も亦呑む
初陽店に満ちて霜已乾く
五十の兒に七十の母有り
此の福人間得ること将に難かるべし
南去北來人織るが如きも
誰人か我が兒母の歓びに如かんや


これで、吟じるのに約7分かかります・・・。
出来は良くありませんでしたが、タイトなスケジュールの中よく頑張ったと、自分を褒めてあげることにしました☆


23歳から詩吟をはじめましたので十数年・・・(^^;)
これからは、詩吟を指導することも許されたということ、です。
責任も大きく感じました。

小学校で朗読の授業☆

1月23日、連続講座の発表会を終えるとすぐに、水戸市の隣 ひたちなか市那珂湊第三小学校へと向かいました。

5・6時間目をつかって、3学年に1学年30分ずつで、つまり3回転で「朗読と音のコラボレーション」企画(^^)

だいぶ前から声をかけていただいていたのですが、音楽家のNiwatyさんが茨城に来る機会がなかったので、この日になりました(^^)


時間的に可能な作品をいくつかあげたところ、芥川龍之介 「蜘蛛の糸」になりました。
今回はシンセサイザーで作った音と朗読「蜘蛛の糸」のコラボレーションです☆

「蜘蛛の糸」では、巧みな音響効果、しかし、朗読を邪魔しない音の世界。
見えないからこそ感じるものがある「音の世界」を、私とNiwatyさんは知っています。
それを生徒さんたちも感じてくれました。
見えないからこそ自分の頭の中で自由に展開していくのです。

そして、ちょっと楽しいコーナーもありますよ。
ニュース番組や、クイズコーナー・・・etc

5年生だけは、プラスαで 古典の朗読も。
平家物語、枕草子をクイズを織り交ぜながら、
その物語の背景に合わせて、音とともに朗読。
このリズムが、音色が、そのまま心に残ってくれたなら、幸いです。















市の広報担当の方も取材にきてくださっていて、驚きました。
そして、すぐに記事が市報ひたちなかにアップされていることにも驚きました(^^)
ありがとうございました。

ひたちなか市立那珂湊第三小学校の先生方、生徒のみなさん! 
ありがとうございました! 今度はぜひ、生徒さんとのコラボレーションが実現しますように(^^)
また、お目にかかれる機会を楽しみにしております。

連続講座 最終回・・・・しかし、まさかの!

1月23日は、昨年から続いておりました 水戸市教育委員会主催の 朗読講座「あなたの声で あの名作を」の最終回でした。
最終回は、受講生のみなさんの発表ということにしていました。

各々の発表作品に、今回は特別に音楽をいれてもらいました。
選曲、作曲、演奏は すべてNiwatyさん。
33人分の発表作品に音楽を合わせるのは大変なことですが、Niwatyさんになら、任せられます(^^) (よろしければYouTubeで私の朗読 島崎藤村「初恋」を聴いてみてください。
音楽はNiwatyさんです。)
受講生のみなさんは、ぶっつけ本番の音楽でも、慌てずに、むしろ味わうように朗読を発表してくださいました。
各々が選んだ作品だけあって、「好き!」という思いが伝わってきました。

私も最後に、朗読させていただきました。
















「このまま、終わるの寂しいな・・・」と思っていたところ、
前々回くらいから、受講生のみなさんから、「ぜひ 講座を続けてください!」と有り難いお言葉を数多くいただきました。
しかし、この講座は私主催ではないので、なんとも決断できずにおりましたところ、
事務局から、「続けられるように考えましょう!」 と提案をいただきました。
この日、希望をとりましたところ、なんと約30人が残ると・・・。
ただただ、びっくりするばかりでした。
私、なにかみなさんのお役にたっているか、不安でしたのに・・・

「朗読ってなんて楽しいんでしょう!」(そのとおり!)
「詩なんて、今まで読んだことがないのに読みたくなって図書館に何時間いたことでしょう!」(詩ってきっかけですよね!)
「わたしの声でいいんですね!」(あなたの声はあなたにしか出せない価値のあるものです!)
「見澤先生と会えて本当によかった」(こちらこそです!)

よかった、よかった(^^)
朗読に向かう気持ちが変われば、読み方も変わります。
聴き手にも伝わります。
「うまく聴こえる朗読」ではなく、心が伴った朗読でありたい。
私が目指している朗読も、みなさんに伝えたいことも、そういうことです。

次回が決まりましたら、またご案内いたしますね☆

2014年1月26日日曜日

NHK全国短歌大会へ

1月18日、また今年も向かいました!

NHK全国短歌大会の会場、NHKホール。















ここ数年、かかさず行っているのですが、年々楽しさが増してきています。
今年は題詠「母」と自由題、合わせて24,515首の応募がありました。

念のため、わたしは入賞していませんし、応募もしていません。
短歌の朗読(朗読は加賀美幸子さん)と、歌人の先生方の講評、そして作者の話を聴きたくて、行っているのです。
なぜかというと、このように、選び抜かれた三者がそろう機会はなかなかありません。
前の記事でも書きましたが、短歌は三十一文字、その朗読は難しいのです。
私が朗読する立場でしたら、作者がいる前で、その短歌を選んだ先生方がいて、そしてその短歌の発表を待っている観客の前で朗読をするということは、重圧です。
しかし、加賀美さんは、歌の思い通りに(もしかしたら作者が詠んでもそのようには詠めないかもしれませんよね)朗読なさるのです。

たくさんの感激をいただいて、帰路につきました。

そうそう! この日は、短歌大会前に音楽家との合わせ練習があったので、家を5時半に出発し、脳も身体もフル稼働☆ の1日でした。







講演「声の力」→ 連続講座へ

前回、ブログに記事をアップしたのが1月9日でした。
今日まで、本当に盛りだくさんの毎日でして、やっと今日少し一息ついた感じです。

前回ご案内いたしました1月15日の講演会「声の力〜本の世界を描き出す」には、たくさんの方に御参加いただきまして、本当にありがとうございました。
主催の水戸地区読書をすすめる協議会の役員の皆様方も、とても喜んでくださいました。

約70分の講演では、朗読と読み聴かせで大切にしたいこと、読み聴かせで得られる多くのこと、聴き手と読み手がいったいになる方法・・・などをお話ししました。

最後は、リクエストにお応えして芥川龍之介「蜘蛛の糸」(朗読とファゴットバージョン)を公演。

いただいた感想などは、またの機会にご紹介できればと思います。
みなさま、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

そして、この翌日の朝、私も小学校1年生のクラスへ読み聴かせに(^^)
またまた新鮮な気持ちで読ませていただきました。
そのまま連続講座「あなたの声で あの名作を」の会場へ!
今日は漢詩・短歌・俳句をテーマにしました(あ、私が講師です・・・)。
漢詩は前回から取り入れていたので、今回は短歌 百人一首をメインにすすめましたよ。
短歌の朗読というのは、難しいと思っています。
三十一文字に総てが凝縮されているわけです。情景も感情も・・・。
さらに掛詞であったり、リズムで切るのか、意味で切るのか、いやどちらも大事・・・
そんなことをお話しして、みなさんに朗読していただきました。
やはり、和歌はいいですね〜。
その思いのまま、二日後に私はNHK全国短歌大会に向かうのです。

















2014年1月9日木曜日

講演会・・・します


講演会の講師を私が・・・? 
ご依頼をいただき、「私で、いいのでしょうか・・・?」と何度も確認したのですが、
「大丈夫です!(^^)」と仰るので・・・
お引き受けしました(^^;)

こんな機会を私にくださる世の中の人生の先輩方は、本当に懐が深いな、
と感謝いたしております。
精一杯、応えたいと思います。



協議会に加入していらっしゃらない一般の方も、ご入場いただけるそうです。

「あの名作」も、主催者様のリクエストにお応えして、公演します☆