昨日、上京しました。
目的は2つ。
念願だった 松居直さんの講演会に参加すること。
そして、秋のイベントの打ち合わせ。
松居直さんの現在の肩書きは、福音館書店相談役です。
福音館書店創業に参画し、編集部長を経て社長、そして会長、現在の相談役。
数々の名作絵本を世に送り出した方です。
10年くらい前になるでしょうか…。
私は、松居直 著「絵本の力」に大変感銘を受けたのです。
それから、色々松居さんの御著書を拝読し、絵本や朗読・読み聴かせに対する自分の考えに自信を持てるようになりました。だって、松居さんが書いていることと、同じことを思っていましたから、私。
もっとも、私では到底、言葉にして相手にわかるように伝えるということはできませんから、松居さんのおかげで、自分の考えていることも言葉にすることができるようになったといえます。
そんな松居さんの講演をぜひ一度拝聴したいと常々思っておりました。
しかし、なかなかタイミングがあわずに、ここまで経ってしまったのですが…
ありました! びっくり!
6月7日は、子どもの運動会の予備日でしたので、予定をあけておりました。
この日なら、予定どおり運動会が実施されれば参加できる!
それもこのタイミングで講演会があることを見つけられたということは、
「行きなさい」といわれている気がしました。
講演は 「子どもの本・九条の会 6周年の集い」第2部で、大きなタイトルは「戦争なんか大きらい!」。
そして松居さんの講演のタイトルは「今、絵本を生きる力に」。
松居さんがお話になることは、すでに御著書を拝読し、知っているのですが、またまた感動・・・。
つまり、言葉には心が伴う・・・と、再確認しました。
会場内には、「戦争と平和をめぐる子どもの本」が展示されていて、こちらもじっくり拝見することができました。
第1部の講演は、伊藤真氏(伊藤塾 塾長・弁護士)の「憲法のい きづく国へ! ー子どもたちの未来に憲法を!」でした。こちらも 、あっという間に時間がすぎてしまうくらい、伊藤氏の素晴らしい 講演でした。
でも清々しい気持ちで会場を後にしました。
目の前の梅雨空とは裏腹に、私の心は虹がかかったよう…。
そのあとの打ち合わせがトントン拍子にすすんだのは、
講演の力に間違いありません(^^)