
先週、常総市菅原地区子ども会育成会および青少年育成常総市民会議菅原支部主催のお泊まり会で戦争の紙芝居を朗読させていただき約40人に聞いていただきました。
盛りだくさんの内容で、参加する子どもさんたちも非日常を楽しめるだろうなあと思いました。楽しい中にも、子どもたちに伝えたいことがはっきりあることが素晴らしいなあと思います。
伺った前の日に、ノーベル平和賞を日本被団協が受賞し、NHKテレビで茨城県被爆者協議会の茂木貞夫さんのインタビューを放送されました。私たちが朗読している戦争の紙芝居「茂木貞夫物語」のご本人です。
受賞理由は
・核兵器のない世界 実現への努力
・二度と使用されてはならないことを証言によって示してきた
インタビューに答えた茂木さんの言葉が深く心に響きました。
「ノーベル賞をもらったからと言って喜んではいません。亡くなった人がたくさんいるわけだから。1にも2にも世界中で戦争なんていうことがないっことが一番いいことですから。戦争をなくすために我々は色々なところでお話させてもらった。当たり前の『戦争をなくそう」ということを『原爆を落とすな』ではなく戦争をしない国々にしてみんなお互いに世界中がお友達になろうじゃないかという方が僕は正しいと思う。』