2018年4月3日火曜日

「2018ピースアクションin春」で戦争の紙芝居

【2018ピースアクションin春】
4月15日に開催される上記のイベントに、私の生徒さんたちのグループ「じゅげむ」が紙芝居の読み手として出演します(^^)






4月2日現在100名の応募!

戦争の紙芝居『茂木貞夫物語』は、茨城大学の紙芝居研究会の学生さんたちが作成した力作です!
この3月で卒業した学生さんを最後に、紙芝居研究会が無くなってしまうので、私が引き継がせていただくことになりました。
しかし、私一人では、イベントなどで読むことになると、日程調整に困るかも・・・と心配でしたので、勉強会「じゅげむ」のメンバーに相談してみたのです。
みなさん「伝えていきたいお話ですから、ぜひ関わりたい!」と快諾してくれました。
そこで、何人で読むかによってパターンを変えながら練習していただきました。
そして・・・
先日、この紙芝居のモデルである「茂木貞夫」さんに、紙芝居を聞いていただきました。
100枚以上の紙芝居、時間は30分弱かかります。
茂木さんにとっては、おそらくは何度も見て聞いているはずの紙芝居ですが、
目はじっと紙芝居と読み手に向けたまま、体勢をかえたのは2、3度だけ。
読み終わってから、茂木さんに聞きました。
「・・・・このメンバーでの読み方は、いかがでしたでしょうか?・・・」
すると茂木さんは、
「・・・よくできました。よくできました・・・感動して、思い出して、涙がでそうだよ・・・」
その言葉を聞けて、私たちも安堵しました。
紙芝居の文章は、茨城大学紙芝居研究会の学生さんたちが茂木さんへのインタビューを行い書き起こしたものですが、茂木さんは、いわば著者であるとも言えます。その著者を前に朗読するのですから、普段とはまた違った緊張です。
広島で被爆した茂木さんの言葉には、なんともいえない力があります。
私たち朗読者は、その言葉のひとつひとつを大切に、聞き手に伝えていかなければなりません。
これからも、各地で、この戦争の紙芝居「茂木貞夫物語」を読ませていただきたいと思います。
興味のある方は、ご連絡ください。